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2013年4月26日 (金)

世界でむし歯が大流行した時代

 イギリスをはじめとするヨーロッパの国々では、20世紀にむし歯が大流行しました。

その大きな原因は「砂糖の消費が急激に増えた」ことによるものでした。
当時お砂糖はたくさんの国で作られ始めたため、生産量が急激に増えています。それまでお砂糖は贅沢品でしたが、生産量が増えたことで手軽に手に入るようになり、生活の必需品になっていきます。こうして20世紀は砂糖大量消費時代であるとともに、むし歯大流行の世紀にもなってしまいました。
 当時の欧米諸国では、乳歯は生えると同時にむし歯になり、1歳頃には歯がひどい状態なってしまう子も大勢いました。また、12歳のむし歯の本数は1960年代にピークに達し、歯が痛んで食事もできない子が大勢いたそうです。
 そこでこういった状況に対処するため、欧米諸国ではむし歯治療に力を入れるようになります。まず、多くの国で歯科大学や歯学部が創設され、たくさんの歯科医が養成されました。
 また、むし歯の予防法が普及して歯みがき産業も発展したため、人々はせっせと歯を磨くようになったそうです。こういった努力の甲斐もあり、20世紀末になるとむし歯は次第に減っていったそうです。
(月刊ピアシティ坂井歯科 4月号より)

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