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2012年8月24日 (金)

恐竜の歯

 今年の3月~5月にかけて、岩手県久慈市で白亜期後期(1億年~6500万年前)に生存していた恐竜の歯の化石5点が見つかりました。
今回見つかったこの恐竜は、竜脚類「ティタノサウルス」の同類とみられ、体長が20メートルもある大型恐竜の化石だったそうです。

 実はこの時代の日本はまだ大半が海だったため、この頃の化石が見つかることは珍しく、その上国内でもまだ数例しか見つかっていない竜脚類の化石の発見は、とても貴重なものだったそうです。 
見つかったこの化石の歯は、長さが約2~4センチ、直径が約8ミリ、断面はほぼ円形で、表面には特徴的な細かいシワがあり、先端はすり減っていたようです。
こういった特徴から、この恐竜は長い首と尾を持ち、頭の大きさは約60センチ、植物を食べていたと推定されます。

 最近の研究では、このような化石の歯を調べるだけで大昔の様々な事を知る事ができるようです。
例えば,肉食性の恐竜が歯ぎしりをしていたことや、凶暴な恐竜『ティラノザウルス』は、前足を使って歯の掃除をしていたこともわかっているそうです。
 もちろん,これは人間の場合でも同じで、古代エジプト人のミイラの歯を調べたところ、彼らが食べていたパンには砂の粒が多く含まれていたと考えられています。

 このように数千年前の歯の化石は、後世の私たちに様々なことを伝えてくれます。

(月刊ピアシティ坂井歯科 34号より)

Kero109

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