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最近の歯科業界関係の話題を二つほど・・・
《幼児と小学生の罹患率「むし歯」は未だトップ》
日本歯科新聞によると、文部科学省は昨年12月8日に、5~17歳の幼児、児童および生徒の「むし歯」の罹患率は年々減少しているけれども、健康状態を調べた各種の疾病・異常の罹患率で「むし歯」は幼稚園、小学校において最も高く、中学校、高等学校でも、「裸眼視力1.0未満の者」に次いで高い率となっていると、発表しました。
《歯科医、10万人突破》
同じく日本歯科新聞によると、過剰といわれる歯科医師数が、平成22年12月31日現在で10万1,576人となり、初めて10万人を超えたそうです。人口10万対の人数も79.3人で、歯科医師適正数の一つの目安とされる50人を約30人上回りました。
厚労省が12月6日に発表した「平成22年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」によるもので、2年前の前回調査に比べると2,150人増えたが、増加率は2.2%と平成になってからは18年の2.1%に次いで低い伸び率となっているとのことです。