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2011年7月15日 (金)

インプラントセミナー

先日、診療を他の先生方に任せて「インプラントオーバーデンチャーを有効に活用するために」と題したセミナーを受けてきました。

講師は大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座歯科補綴学第二教室の前田芳信先生です(長い・・・・

いわゆる総入れ歯の患者さんがインプラントを希望された場合、すべてにインプラントを埋入するとものすごい本数(上下で28本!)になってしまいます。そこでインプラントは4本程度にしてその上に入れ歯を付ける方法も選択肢の一つとなります。インプラントにアタッチメントといわれるものを使うことで、入れ歯も安定しよく噛めるようになります。
その方法について詳しく勉強してきました。

講義の中でなるほどなと思ったことは、インプラントとオーバーデンチャーを組み合わせることで、「生物学的コスト」を減らすことができるというものでした。

入れ歯をがのっかっている顎の骨は少しずつ減っていきます。むしろ何も入れないほうが減りが遅いといことが色々な研究から明らかになってきました。このような骨の吸収は入れ歯を使って噛むことの代償・・・すなわち生物学的コストだということです。

ここにインプラントを応用することで骨の吸収はある程度抑えられることから、インプラントは生物学的コストの低減に役立つということでした。

今回学んだことも、皆様がいつまでもおいしく食べることができるようになっていただくために役立てたいと思います。

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