空飛ぶタイヤ(上)
ひさしぶりに小説を読みました。池井戸潤氏の「空飛ぶタイヤ」です。作品そのものは4年ほど前に発表されたものなので、ご存知の方も多いでしょう。最近テレビで本屋さんがイッキ読み間違いなしと紹介していたのを見て購入してみました。
内容は三●自動車のリコール隠し問題を題材にして、それに立ち向かう町の運送屋さんの社長の物語です。非常にテンポよく話が展開し、思わずグイグイ引き込まれ、ついつい夜更かしをしてしまいます。
上巻を読み終えての感想は、自分はこの社長のようにできるだろうかというものでした。私も小さな歯科医院を経営する立場にあり、今は順調でも何か歯車が狂うと同じ状況に置かれないとも限りません。そのときこんなに強く生きていくことができるでしょうか。今の時点では自信がありません。
でも、そんなときにでも社長を信じてついていく部下がいたように、私もいざというときにスタッフに信じて付いてきてもらえるような経営者・・・院長になれるようがんばりたいと思います。
![]() | ![]() | 空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)
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