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2006年11月30日 (木)

生まれる前から虫歯予防

妊婦、出産後もガムで赤ちゃん虫歯予防!

 11月16日付の読売新聞「妊娠中から出産後にかけて虫歯菌や歯垢を減らす作用があるキシリトールを摂取すると、生まれてくる子供の虫歯菌感染が抑えられる」という記事が掲載されていました。岡山大学の仲井雪絵先生の研究によるものです。

 大人の口の中は常在菌という細菌がたくさん生息していますが、生まれたばかりの赤ん坊はほとんど無菌状態です。成長するにしたがって自然界にある菌が口の中に入っていきます。そのなかでもいわゆる虫歯菌(ミュータンス菌)は、ご両親が口移しで食べ物をあげることによってお子さんの口の中に入っていきます。

 そういう意味で、虫歯は感染症であるという考え方が最近の主流です。ですから生えたばかりの弱い歯でも、まわりに菌がなければ虫歯にはならない、また菌に触れる時期が遅いほど虫歯になりにくいというわけです。 

当院に治療に来ているお子さん方で特に虫歯がひどい子は、多くの場合お母さんかお父さんがやはり虫歯が多い傾向にあります。やはり3歳ぐらいまでの虫歯は親の責任といえます。

 それでも時には、ご両親がほとんど虫歯がないのにそのお子さんにはひどい虫歯があることがあります。もちろん磨き方や食生活に問題がある場合もありますが、そんな時はおじいちゃんおばあちゃんが怪しいかも・・・

 結論としては、虫歯予防にはお母さんだけでなく親兄弟祖父母親類縁者、子に係わるすべての人の協力が必要というわけです。

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