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2006年10月12日 (木)

あやや、歌手生命の危機!

あやや、あわや...

 あややこと歌手の松浦亜弥さん(20)が、体調不良により9日に神奈川県相模原市で予定していたコンサートを急遽中止したそうです。
 新聞などの報道によると、この日午前中に会場入りした松浦亜弥さんは顎の痛みを訴え医師の診察を受けたところ「顎関節症」と診断され、医師から「長時間歌うことは禁止」とのドクターストップがかかったとのことです。

 そういえば、かなり以前のことですが、森高千里さんも顎関節症でしばらく歌えない時期があったように記憶しています。また、私が大学病院勤めの時にも、某有名歌手Sさんが同じ病気で来院され、教授命令で私が担当してこともありました。そう思うと、歌手の方にはこの病気が多いのでしょうか...

 顎関節症にもいろいろな症状があります。大きく口をあけると痛みの出るものや、それ以前に口が1〜2センチくらいしか開かなくなったもの、あるいは顎の関節付近でカクカク音のするものなどです。

 治療は、その症状により多少の違いはありますが、多くの場合バイトプレート(マウスピースのようなもの)を使って噛み合わせを調整して治して行きます。少しずつ変化を見ながら調整を続けるので、比較的治療期間は長くなります。早ければ数週間でよくなることもありますが、年単位でかかることもあります。どちらにしろ、腰を据えて治療して行くことが必要です。ただし、顎関節の骨に変形などの異常がある場合は、手術が必要なこともあります。

 原因は噛み合わせの影響が大きいようです。他にも、寝ている時の歯ぎしりやくいしばり、普段の姿勢や食生活、ストレスなどがあります。以前診ていた高校生の患者さんで、約2年間にわたって何をやってもほとんど症状が変わらなかったのに、受験が終わったとたんに何事もなかったかのように治ってしまった例もあります。

 何はともあれ、おかしいなと思ったら、早めに歯医者さんに相談してください。

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